解決例 弁護士がこれまで扱ってきた案件の一部をご紹介いたします。
刑事弁護
強制わいせつ事件を起こして逮捕されてしまった。
重大な用事があるので留置場から出られないか、また被害者と示談をしてほしい。
結果
重大な用事について裁判官にきちんと説明し、身元引受人も用意するなどして身体の解放に成功。
また,被害者との間で示談も成立したため、不起訴となり前科もつきませんでした。
解決のポイント
逮捕後、早期に身体解放がなされることは少ないのが実情です。
しかしながら、身体解放の必要性や身元引受人がいるといった事情を積み重ねることで、
早く出られる場合もございます。まずは一度ご相談下さい。
強盗事件の弁護活動をしてほしい。
結果
被害者の方と示談交渉を行うなどして、執行猶予の獲得に成功。
解決のポイント
テレビのニュースでも報道された事件でした。
被害者の方々と示談を成立させるとともに、強盗事件で執行猶予(すぐに刑務所に行かなくて済みます)が付されることは珍しいですが、本人に反省を促し、家族の方の協力も取り付け、執行猶予の判決となりました。
トラブルの相手方を土下座させ、金銭の要求などしたら強要、恐喝罪で逮捕されてしまった。
結果
依頼者のほかにも共犯がいた事案ですが、共犯者の弁護人とも連携を取り、
被害者と示談を成立させ、執行猶予の獲得に成功。
解決のポイント
当初の段階では被害者だった方が、その後加害者に転じてしまったという事案です。
情状酌量の余地はありますが、十分な弁護活動を行わないと直ちに刑務所に入らなければならない危険もあります。
ひき逃げをして逮捕されてしまった。
結果
任意保険の更新を忘れていたため、被害者の方との示談交渉も行い、執行猶予の獲得に成功。
解決のポイント
ひき逃げは大変悪質とされ、前科が無くとも執行猶予が付されない場合もあります。
反省の気持ちを示すことも重要ですが、被害者と示談できたことがポイントとなりました。
置き引きで逮捕されてしまった。
生活保護中だが、生活保護が取り消されたり、
住んでいるところを出なければならないのかが不安。
結果
生活保護の担当者や、被疑者が住んでいるところの施設長さんにも面会し事情を説明し、
身体拘束が解かれた後もこれまでと同じ生活を続けることができました。
被害者との示談はできませんでしたが、幸いにも被害額が少なかったこともあり執行猶予となりました。
解決のポイント
逮捕されると状況は一変してしまいます。
住んでいるところや仕事先を失ってしまう危険もあります。
弁護活動には住んでいるところの確保や仕事を失わないように雇い主にお願いをするといったことも含まれます。
もちろん本人の真摯な反省が第一ですが、精一杯サポートいたします。
子供(未成年者)がオートバイを盗んで逮捕されてしまった。子供の弁護活動をしてほしい。
結果
ご両親とともに裁判官と面談し、少年鑑別所への送致を行わないとの決定を得る。
その後、被害者と示談を行い、最終的には不処分の決定がなされました。
解決のポイント
未成年者の場合、学校の問題もあり、長期間の身体拘束は将来に渡って大きなハンデとなってしまいます。
少年鑑別所に送致されてしまうと、一般的には約1か月外に出ることができなくなります。
ご両親からのご依頼が逮捕後すぐだったこともあり、十分に準備をして裁判官と面談をすることができた事案です。
刑事事件(被害者)
結婚の約束をした相手に多額のお金を渡したが結婚してくれない。
結果
被害者の方と一緒に警察へ行き、相手方を詐欺で告訴することに成功。
解決のポイント
告訴や被害届の提出は、警察が受理しようとしない場合も散見されます。
そのような場合に備え、警察が受理しやすい書面等を作成し、必要な資料を整えるといった準備も行います。
このような件に関する弁護士の取扱件数は10件ほどですが、今のところ100%受理されております。
娘が性的な被害を受けた。加害者に対する慰謝料請求をしてほしい。
結果
加害者との間で示談交渉を行い、依頼者のご納得する慰謝料の獲得に成功。
このほか、加害者が被害者の生活圏に立ち入らないことを約束させることもできました。
解決のポイント
加害者との示談交渉をご本人やご家族が対応されるのは大きな精神的負担となります。
そのような負担を取り除くことのほか、納得できる慰謝料の支払いを受ける意味でも、
弁護士に依頼をされることをお勧めいたします。